生活習慣病が心不全のリスクになる

心臓のSOSとは?

今まで大丈夫だった帰り道、少しの動きで息ぎれがして苦しかったり、疲れやすく、体がだるいことはありませんか。
それはもしかしたら心臓からのSOSかもしれません。

その体調の変化、心臓のSOSかも

最近、ちょっとした坂道や階段を少し上っただけで息がきれて苦しくなったり、通い慣れたはずの道で疲れて、体がだるく感じたりすることはありませんか。長年、高血圧や糖尿病を患っているなら、この息ぎれやだるさは心臓から発せられるSOS(エス・オー・エス)かもしれません。

高血圧や糖尿病などを患っていても、心臓のことなんて気にしたことがない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。心臓は、全身に血液を循環させるポンプとして休みなく動いています。しかし、高血圧や糖尿病などにより動脈硬化が起こると、心臓が全身に血液を送り出しにくくなり、心臓に負担がかかってしまうことがあるのです。

その体調の変化、心臓のSOSかも

こんな生活習慣病をお持ちの方は、心不全の予備軍です

実は、肥満の方や高血圧、糖尿病、動脈硬化などといった生活習慣病を患っている方は、「心不全」になるリスクがある状態だとされています。これらの病気は、心筋梗塞、心筋症、弁膜症など、さまざまな心臓の病気を引き起こし、心臓の機能を低下させ、心不全をもたらすことがあります。

肥満の方や高血圧、糖尿病、動脈硬化などを患っている方は、心臓のSOSを認識し、これらの病気の治療を継続し、心不全になるリスクを抑えることが大切です。

【参考】
一般社団法人 日本心不全学会:心不全手帳(第2版),2018.
http://www.asas.or.jp/jhfs/pdf/techo_book_new1_katamen.pdf(2019年11月15日閲覧)

POINT

高血圧や糖尿病など生活習慣病を患っている方は、心臓のSOSを受け止め、
治療により心不全になるリスクを抑えることが大切です。

チェックシートで心不全のリスク状態を確認してみましょう

このページでは、高血圧、糖尿病などの生活慣習病がなぜ心不全のリスクになるかをご説明しています。
『心臓のSOS』は、ノバルティス ファーマ株式会社と大塚製薬株式会社が運営しています。